オプテックス・エフエー(京都市下京区)は、照明モニタリングセンサに接続するUVセンサヘッド「NF-MTA08UV」と、UV光源用ファイバユニット「NF-MTH08」を10月26日から発売した。販売目標は年間5000台。
照明モニタリングセンサは、画像検査用をはじめとした照明の光量を数値化できるファイバアンプ型のセンサ。ファイバユニットの先端に装着するUVセンサヘッドとUV光源用ファイバユニットと使うことで、UV光(波長:250~400ナノメートル)の光量モニタリングが可能になる。
画像検査用の紫外光照明や硬化用UV照明、また半導体製造装置に使用されるUV光源や、人が直接測定することが難しい、浄水タンク内の殺菌用UV光源における明るさの常時管理を実現できる。
今回開発したUVセンサヘッドは、Φ3×14.5ミリメートルの業界最小サイズで、UV光を受光部で取り込むと蛍光発光し、ファイバユニットを通して照明モニタリングセンサでその蛍光による可視光を検出できる。
照明モニタリングセンサ「MDFシリーズ」は、検出した明るさに基づき輝度低下のアラームを出力することで劣化検知として使用できる。
一方、「MDF-Aシリーズ」は、検出した明るさの数値をアナログ出力できるため、稼働中の照明の光量変化を見える化し管理が可能。
UVセンサヘッドはステンレス製で、使用周囲温度はマイナス40~プラス 200℃。UV光源用ファイバユニットは、UV光による劣化対策としてガラスファイバを採用している。