三菱電機は、JUKI、名菱テクニカの3社で、工業用ミシン事業の合弁会社を2022年4月設立する。
三菱電機グループで工業用ミシンを取り扱う名菱テクニカが新会社「JUKIテクノソリューションズ」(東京都多摩市)を設立し、JUKIが80%、三菱電機が20%出資、22年5月から営業を開始する。
新会社は、自動車を中心としたノンアパレル産業の顧客に、付加価値の高い製品・サービスを提供し、工業用ミシン事業の拡大を進める。
JUKIはアパレルと自動車などのノンアパレル産業、三菱はノンアパレル産業を中心に展開しているが、名菱テクニカが強みとする自動車産業で培った先進技術や製品力と、JUKIが強みとする汎用技術力や汎用製品力を融合するとともに、JUKIが保有する世界的な販売網の効果で、ノンアパレル産業への拡販を目指す。