横河ソリューションサービスは、豊田通商とともに、セネガルの国営水道公社から、ダカール州の配水管理システム構築を受注した。
この配水管理システムの構築によって、配水管網や安全な水へのアクセスを改善する。横河ソリューションサービスは、ダカール市内の配水管網の約200カ所に、流量および圧力データを収集するセンサを設置し、漏水などの問題のあるエリアを特定できる配水管理システムを構築。これにより、同事業の目標である配水時の漏水などによって失われていた、年間200万トン 以上の水の削減や、約7割だった24時間給水率の100パーセント達成などに貢献できる。
完成予定は2024年前半。
ダカールには同国の産業活動の約8割が集積しており、そのため生活で使える安全な水の供給能力の向上が課題となっている。また、水源の多様化とともに漏水の削減も求められている。