シンガポール・デジタルエッジ社は、大阪市中央区で今年4月から建設を進めていたデータセンター「OSA1」を、2022年1月4日から運用を開始する。
OSA1は、デジタルエッジがアジアでの成長戦略のひとつとして、122億円(約1.1億米ドル)を投資し、自社によるエンジニアリング・設計に基づいて建設した同社にとって最初のデータセンター。京阪神ビルディングが開発したデータセンター専用ビル内に、最大で2600ラック、IT電力14MWを供給。
場所も関西圏のネットワークの中心地である大阪・堂島地区から近距離に位置し、大阪でのリテール(小売)向けコロケーションに対する高いニーズに対応できる。
デジタルエッジはすでに東京で3つのデータセンターを運用しており、OSA1やアジア地域のデータセンターとシームレスな接続ができる環境を提供している。