オプテックスグループは、画像処理検査装置や自動化機械装置の製造販売を行っているミツテック(兵庫県淡路市、三津久直社長、資本金5000万円)を11月30日付で買収。
ミツテックは、1933年4月創業で、1987年10月法人化。従業員数85人(グループ全体で360人)。
さまざまな産業分野向けの画像処理検査装置の企画開発、製造販売に加え、2次電池製造装置も手掛け、FAのシステムインテグレーターとして、高度なメカトロ技術や画像処理技術を脱炭素社会になくてはならないバッテリーの製造装置などに取り組んでいる。また近年は、装置のIoT対応、トレサビリティ管理機能の充実や人工知能(AI)への取り組みも強化している。21年3月期の売上高は21億1200万円、営業損失2億4100万円。
今後、両社の培った技術力と生産力を融合し、FA市場での制御や測定の先進端末から、装置や製造ラインの構築まで、トータルソリューションを顧客に提供していく。
なお、11月30日付でオプテックスグループの東晃取締役がミツテック社長を兼務。