オカムラは、市販の業務用乾式掃除機が利用でき、ビルの共用スペースなどを自律走行して床掃除を行うクリーニングロボット「STRIVER(ストライバー)」を2022年4月から発売する。
同製品は、市販の業務用乾式掃除機を搭載し、自律走行して床掃除を行う自動搬送ロボット。壁際1センチメートルまで接近でき、壁際の掃除が可能。業務用乾式掃除機を利用し、吸い込み能力を保ったまま掃除可能。特殊車輪で前後左右の移動や複雑な動きができる。従来の掃除ロボットは壁際に近づくことが難しく、壁際の掃除は人手で行っていたが、同製品ではそれを解決。また掃除用ロボットは業務用掃除機に比べて吸い込み力が弱いという課題も解消している。
最高速度は50㎝/s、清掃能力は600㎡/h。連続稼働時間は掃除機が2時間、ストライバーは6時間。バッテリ交換で連続稼働。センサによる衝突防止機能を持ち、段差1.5センチメートルの段差も乗り越えることができる。清掃ルートは自動で効率の良いルートを自ら作成し、未掃除部分を知らせる機能も搭載している。