2021年の業績は、年間予算を達成し、総じて好調だった。昨年開始したキャンペーンが認知度アップと売り上げに貢献し、さらに7月以降の世界的な納期問題の影響で、当社に国内メーカーの相当品が存在して供給できる状態にあることが広く知れわたり、販売が飛躍的に伸びた。エネルギー事業でも太陽光発電システム向け接続箱が堅調だった。
営業組織について、お客様のカスタム品を扱う特殊品チームと、リレーや電源、Ethernetスイッチ、リモートI/O、ケーブル等の汎用品を担当するチームに分けた。10月からは汎用品チームの組織を再編し、汎用品の販売を強化している。それと並行して、販売店網の再構築と受発注や出荷まわりのサービス体制の整備を進めており、2月からは6~7社の新しい販売代理店網が本格的に稼働する予定だ。
22年の見通しは明るい。納期問題は22年半ばまで続くと見ており、さらに多くのお客様からの引き合いが来ると予想している。新たな販売店網も立ち上がり、共同で案件開拓に積極的に取り組むことで、リレーや電源などの汎用品を中心に幅広い製品で拡大すると見込んでいる。
同時に、革新的でリモートI/Oのプラットフォームをベースとした上位コントローラや、電源、ネットワーク機器などハイエンド品の提案を強化し、総合的な制御機器メーカーとしての色を出していく。
1月にはIIFESに出展し、2月には総合カタログが完成する予定だ。紙の冊子に加え、PDF版はWEBでダウンロードできるようにし、より当社を知ってもらえるよう活用を進める。
22年は新生・日本ワイドミュラーの初年度として捉えている。お客様の心を掴み、着実に事業を成長させ、人員を増やし、新しい取り組みを1つずつ実行していく。
https://www.weidmuller.co.jp/ja/index.jsp
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