2021年は当社にとって会社設立10周年という節目の年であり、大きなトピックスも目白押しであった。春のWEBイベント「製造業フェス」の成功に始まり、タイ拠点開設、Team Cross FA幹事企業としてシミュレーションと太陽光発電設備を中心に協力した「R&F南相馬工場」の稼働、経産省が主導する「令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」への参画、ものづくり補助金(ビジネスモデル構築型)の採択などさらなる飛躍に向けた布石を着実に打てた1年だと感じている。
さらに、世界的なカーボンニュートラルを目指す動きは、「スマートファクトリー事業」「スマートエネルギー事業」の2事業を柱とする当社にとって大きな追い風となっている。特に製造業においては、CO2排出量の「可視化」なくして、カーボンニュートラルを語ることはできず、変種変量生産時代においては製品1つあたりの排出量の見える化もさらに重要度を増している。
実際に、工場や物流拠点の新設のご相談を多くいただいているが、セキュリティを担保した「カーボンフットプリント」の明示、再生可能エネルギーの供給を含めての全体最適を考慮した生産システムのご提案が、幅広い業種の顧客に受け入れていただいている。特にTeam Cross FA幹事企業・公式パートナーと連携しながら、提案だけではなく、生産システムの企画から実装までを支援させていただいている点が、今まで無かったと高い評価をいただいている。
変種変量に対応するデジタルファクトリー、人手不足に対応する革新的な自動化、SDGsの実現など、ビジョンに掲げている「コネクテッドインダストリーズを世界へ」の実現に向けては、まだまだ加速すべきテーマも多い。今年はこの2事業のシナジーを最大化し、より多くの企業と深く連携しながら、新しい時代に即した提案と実装をより加速していきたい。
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