【FA製造業界2022トップインタビュー】共に、夢ある未来をつくる IBSジャパン 望月 綾子 代表取締役社長

2021年は前年比9%増の増収増益で、収益は過去最高となった。コロナ禍と半導体不足の情報をいち早く捉え、在庫を確保していたことが大きい。お客様や仕入先との情報交換を密に行っていたことが功を奏した。

ソリューション技術部を作り、コト売りに向けた基盤づくりに力を入れた。ソリューション創出は十分ではなかったが、技術と営業がよくコミュニケーションを取るようになった。ソリューションとして売れるアイデアも出て、更なる提案営業ができるようになった。

また、仕入れ先との関係を強化し、販売戦略を考える専属部隊としてセールスプロモーション課をつくった。メーカーとの連携を密にし、これまでのような個人の力ではなく、メーカーを含めたチームとして新製品をどう売っていくかを話し合えるようになった。Kvaserの自動車向けのCAN計測ツールでは戦略的に動いて成果を上げることができた。

22年は、売り上げ9%増を目指す。ソリューション強化は継続し、ITとOTを融合するソリューションを年内に発売する予定だ。また、お客様先のちょっとした困りごとを解消する有償設定サービスを開始する。OTのお客様はITやネットワークが不得手な方も多く、EthernetスイッチのIPアドレスやパラメータ設定などで手間取るケースも多い。設定サービスを切り口としてお客様の懐に入り、機器選定などの提案を進めていく。当社としては無形のものを売る初めてのチャレンジとなる。

5月頃に本社を海老名駅直結のビルに移転する。床面積を減らしつつ会議室は充実させ、リモートワークを前提とした今の働き方にあったオフィスにする。また経営理念を「共に、夢ある未来をつくる」と刷新し、社員やお客様、仕入先と共に会社を作り上げていく年にしたい。

https://www.ibsjapan.co.jp/


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