【FA製造業界2022トップインタビュー】省配線省工数ニーズに対応 エニイワイヤ 鈴木 康之 代表取締役社長

2022年3月期の売り上げは、前年度比約30%増を見込んでいる。国内では、物流搬送関連向けが好調を継続し、半導体関連向けも大幅に伸長した。海外は中国を中心に、特に物流関連向けの売り上げが増加。こうした状況下で、部品の調達難から製品の納期が長期化している。

新型コロナで営業活動が制限される中、新たな販売施策として動画配信やWebセミナーなどに継続して注力。またオンラインショールーム「ATS」を21年3月に開設し、コロナ禍でご来社できないお客様に好評だ。8月からは英語版にも対応し、海外のお客様のアクセスが増加している。この結果もあり、センサの診える化や省配線を実現する「AnyWireASLINK」の販売は30%近く増える見込み。導入のお客様の業種も多岐にわたり拡大しており、1年間で約120社増え、累計1200社を突破するだろう。

22年の見通しは、部品調達難などの懸念材料はあるが、引続き大型物流施設の新設計画が多数あり、加えて半導体関連の設備投資が更に活発化することや、自動車関連も回復してきていることから、前年度比20%ぐらいの売り上げを伸ばす。

Withコロナの環境の中、省配線、省工数といった特徴が、人手不足、働き方改革、装置・ラインの立ち上げ時間短縮、といったニーズの拡大やリモートメンテナンス、及び予知保全への関心の高まりに繋がってきていると実感しており、こうしたニーズにしっかりと対応していく。

ATSは、中国語や韓国語版へも対応し、WEBセミナー、動画配信などの活動も強化していく。

新製品として、「IO-LinkマスタLINKER」を22年度前半に発売する予定で、1月のIIFESにも展示する。先の見通せない中だからこそ生まれる新たなニーズを捉え、モノ作り現場への貢献を通じ、事業拡大に邁進していきたい。

https://www.anywire.jp/


【完全版】オートメーション新聞2022新年FA特集号を無料プレゼント

三菱電機やアズビル、安川電機など主要FAメーカートップ59社の2022年の見通しや、FA製造業界の主要業界団体の2022年年頭所感、2022年の機械・電機業界の見通しなどを掲載したオートメーション新聞2022新年FA特集号を無料プレゼントしています。

ご希望の方は、下の「無料お試しPDF申込み」からお申し込みください

オートメーション新聞では、新聞本紙+PDF提供による年間購読(1万9500円)を受け付けています。また無料で一部ページのみご覧いただけるお試しPDF版サービスも提供しています。この機会にぜひお申し込み下さい。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG