本格的に日本に参入した5年前に比べるとEPLANの認知度が広がり、事業拡大の環境が整ってきた。
2021年5月にはリタールと合同で、制御盤業界の未来とこれからに特化したオンラインセミナー「制御盤DXメッセ」を初開催し、1200人以上の方々に参加いただけた。制御盤業界では画期的な大規模イベントとなり、EPLANの認知度と理解度の向上に大きく貢献してくれた。
また8月からサブスクリプションでの提供を開始した。これまで電気設計CADはオンプレミスが主流だったが、サブスクは状況に応じて柔軟にライセンス数を増減できるなどメリットは多く、ライセンス数は順調に増加している。
制御盤業界は人手不足やデジタル対応などの課題で、これまでのやり方を変えていかなければいけないという動きが出てきている。21年は制御盤業界がDXに対して本気になり始めた年と言っても良いだろう。
22年以降は、制御盤DXの次のステップとして、制御盤設計をクラウド上で行う「設計のクラウド化」を視野に入れており、22年から3カ年計画でサブスクの提案強化をしながら、同時にクラウド移行に力を入れる。
サブスクで新規客の獲得と既存顧客への価値の追求を図ってライセンス数と安定的なシェアを実現する。22年内には新たにクラウドベースのソリューションを出す予定だ。すでにグローバルではEPLANデータポータルやEコマースなどクラウド環境の整備が進み、クラウドで設計する企業も出てきている。日本もそこを目指していく。
また好評だった「制御盤DXメッセ」の第2回開催に加え、リアル展示会も1月のIIFES、12月のJIMTOFに出展を企画している。情報発信を強化し、EPLANへの理解度を深めていく。
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