2021年度は前年度比40%増で推移し、受注も2倍と絶好調だが、受注残が膨れ上がっている。半導体製造装置、5G基地局向けの実需が旺盛だ。
21年度は「限界突破」を標語とし、コロナ禍で激変する中で多くの社員が目覚ましい成果を上げてくれた。例えば開発部門は年間2件の意匠・特許を取得すると宣言したが、上期で達成してしまった。若手社員が瞬結端子台の2枚配線用アタッチメントで特許を取得し、製品化に向けて動いている。ベテラン技術者も4件の意匠を取得し、切磋琢磨して技術力アップにつながっている。
健康経営優良法人制度の「ブライト500」を取得した。取得までの長い苦労の結果が認められ、社内の士気は高まっている。スター経営も、品質管理講座の講師として4人の社員が新たにデビューした。長年培った自らの技術を別の場所で活かし、限界突破をしてくれた。
また創業55周年を迎え、社員全員参加で記念のアート作品を制作した。製造過程で発生した廃棄物を再利用して作成し、無価値なものから価値のある作品に生まれ変わるという素晴らしいストーリーを持つ良い記念作品となった。
学生インターンを実施し、当社のSDGsについての改善点を指摘してもらったところ、15もの改善点を提案してくれた。現在、その学生達を中心にSDGs委員会を立ち上げ、改善実行と社内啓蒙に活躍してくれている。
22年は新規案件の獲得を強化し、好調の持続を目指す。新製品開発を通じて新たな受注獲得につなげ、既存顧客を深掘りして他部門への展開を進める。HPリニューアルによって新規来訪者も増え、そこから新規客の開拓につなげたい。また生産の自動化にも積極的に取り組む予定だ。22年も全員営業と限界突破を継続し、百年企業に向けて邁進していく。
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