2022年2月期の売り上げは、前年度比107~108%で着地しそうだ。新型コロナの影響を受け、世界的な部材の入手難、原材料費の高騰など、年の初めには想定していない状況が起こった。こうした中にあって、通信をはじめとする国内のインフラ整備、都市再開発の案件を中心に売り上げを伸ばすことができている。ただ、増加する受注に対し、部材の調達難などで納期が通常より長くかかっていることで、ユーザーや販売代理店に大変ご迷惑をかけている。
コロナ禍が2年近く続いていることで、対面での営業活動が依然制約を受ける中で、昨年は総合カタログを全面改訂することができた。紙のカタログの使いやすさもあり、最新内容のカタログを求めるお客様に、当社の製品ラインナップを知っていただく機会を提供できたことで、売り上げへのプラス効果を期待している。並行して、withコロナに対応した情報発信力の強化にも努めていく。
23年2月期も今期並みの売り上げ計画を考えている。市場を取り巻く環境は昨年同様、通信、都市開発などインフラ関連が継続して期待できる。半導体関連の投資も見込める。
今年は、昨年コロナの影響もあり発売できなかった端子台の新製品を夏頃には投入を予定しており、新たな需要掘り起こしを行う。また、受注増に対応した生産能力アップに向けて設備投資を検討しており、お客様に満足いただけるような生産体制の整備も進めていく。
今年は「お客様にご満足いただきながら成長し続ける企業」を目指して、メーカーとしての情報発信をしっかりと行いながら、お客様のニーズにお応えしていきたい。
さらに、製品開発力強化に向けて、それを支える人材の育成にも注力していきたいと思う。
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