オリエンタルモーターは、初期設定と動作プログラミング、動作確認の3ステップで、自作ロボットを簡単に導入・制御できるロボットコントローラ「MRC01」を発売した。
既存の製造ラインにロボットを導入する場合、ロボットのサイズや仕様を考慮したラインの再構築が必要になることがある。またラインに合わせた自作ロボットを導入する場合、ロボットを制御する新しいシステムの導入が必要となる。
それに対し同製品は、同社のαSTEP AZシリーズや、AZシリーズを搭載したアクチュエータと接続でき、それらで構成した自作ロボットを簡単に追加導入できるロボットコントローラ。設定ツールのプログラミングソフトを使い、誰でも、初めてでも、3ステップで導入・制御できる。上位システムの連携は、EtherNet/IPTMでダイレクトに制御でき、既存の設備の制御システムを大きく変更せずに、自作ロボットの追加導入が可能となっている。定価は22万円。自動化や省人化装置向けに販売する。