キヤノンは、オムロンの協働ロボット「TMシリーズ」に対応した画像処理ソフトウエア「Vision Edition-T」を発売した。
同製品は、TMシリーズ用周辺機器群「Plug & Play」として認証を取得し、キヤノン製またはアクシス社製のネットワークカメラと組み合わせて協働ロボットと連動させることができる。
例えば、生産現場におけるマシンテンディングで、ネットワークカメラのパン、チルト、ズームやオートフォーカス機能を用いて撮影した広範囲の映像情報を画像処理し、状況に応じた指示をロボットに送ることができ、加工機の状態監視や部品の検査や残数の確認、異常時の警告など、これまで人の目で確認して対応していた作業を自動化できるようになる。