横河電機は、バッチプロセス向けに基本処方の管理および構築を支援する「OpreX Integrated Recipe Manager(統合処方マネージャ)」を、2021年12月16日から国内販売を開始した。機能性化学・医薬品・食品業種で採用されているバッチプラントにおける多品種生産の効率化と品質の均一化での貢献を目指す。
統合処方マネージャの導入により、バッチプラントにおけるバッチ制御とバッチ管理の両方で扱われる基本処方の統合管理が可能になることから、顧客は新製品向けの基本処方を簡単に構築できるようになり、市場投入までの時間を短縮できる。
また、統合処方マネージャでは、ハードウエアの構成とは切り離して単位シーケンスを設計することができ、選択式のユーザーインターフェースを利用することで、単位シーケンスのアクションをプログラミングせずに作成が可能。