三菱電機は、DX(デジタルトランスフォーメーション)・スマートシティをテーマとした展示場「XCenter(クロスセンター)」を、本社の入居する「東京ビルディング」(東京都千代田区)26階に2021年12月9日開設した。
DX・スマートシティを推進する企業や国・地方自治体などの官公庁関係者を対象に、同社の技術・製品を体感することで、スマートシティ実現を目指した共創を推進する。
クロスセンターでは、従来の事業モデルをデジタルの力によって、「製品(モノ)+サービス(コト)」へ発展させ、顧客に最適なソリューションとして提供することで、DXへの取り組みを紹介する。
紹介する4つのテーマは、①「ACCESSIBILITY」移動や暮らしのサービスが円滑化され人々の活動が活性化したまち②「SUSTAINABILITY」資源を有効に活用しながら快適に過ごせるまち③「RESILIENCY」社会と暮らしの安心安全が守られるまち④「DIVERSITY」誰もがイキイキと豊かに暮らせるまち。
「SUSTAINABILITY」では、MELFA ASSISTA(メルファ アシスタ)等によるロボットの協働デモが行われ、被験者が手渡したお盆・お皿をテレプレゼンスロボットが所定の位置まで運び、協働ロボットMELFA ASSISTAがお皿・お盆を片付ける一連の協働作業デモを通して、作業省力化を体験できる。
また、「RESILIENCY」では、『i-Construction~「AI(人工知能)配筋検査システム」サービス~』として、同社のAI技術「Maisart(マイサート)」を活用した「AI配筋計測技術」により、会場設置の配筋サンプルに検査用タブレットをかざすだけで鉄筋の径や間隔を自動計測。建設現場の生産性向上に貢献する配筋検査の省力化を体験できる。
クロスセンターの広さは約270平方メートル。開場時間は10時~17時。休場日は、土曜・日曜・祝日・同社休日。来場は同社営業部門経由での事前予約制。