日本ロボット工業会は、2022年10月に創立50周年を迎える。22年から23年にかけて「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマにさまざまな記念事業を開催していく。第1弾として、3月の「2022国際ロボット展」と6月の「JISSO PROTEC 2022(第23回実装プロセステクノロジー展)」で記念パネル展を実施。工業会の歴史、ロボット技術の変遷、ロボット産業の変遷などロボット業界の半世紀のあゆみを振り返る内容を予定している。
10月には、13・14日に東京ビッグサイトで記念シンポジウムを開催する。今後のロボットのあるべき姿を多面的に捉え、有識者も交えて科学、市場、文化、法律などについて語る内容を計画している。13日には50周年記念式典と祝賀会を開催。ロボット業界の発展に貢献した人への表彰も行う予定となっている。
また同時期に、これから30年後に向けた「ロボット産業ビジョン2050」を策定して公表する。「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに、日本ロボット工業会として今後のロボット産業の目指すべき姿を提示し、広く社会と共有することで、各産業のイノベーションを促進する一助となることを目指す。