PCベースのソフトモーション専門メーカーであるモベンシスは、2021年11月にソフトサーボシステムズ株式会社からモベンシス株式会社へと社名を変更。IIFESではFAメーカーとの協業の取り組みを紹介する。
「WMX3」は、Windows ベースの自社開発モーションコントローラで、モーション制御ボードを代替する。市販のWindows PCにインストールしたソフトウエアだけでイーサネットベースのフィールドバス通信(EtherCAT、CC-Link IE TSN、Real-time Express(RTEX)、MECHATROLINK)技術と製造装置の高速多軸モーション制御の融合を実現する。1台のPCでさまざまなモーション制御ができ、超高速、高精度に必要なリアルタイム制御スレッドを装置に合わせて設定して使用でき、省配線も実現できる。
半導体、ディスプレイ、ロボット産業、二次電池、ICTデバイスなどの分野でWMXが採用され、特に半導体やスマートフォン製造装置の前・後工程で広く適用されている。