三菱電機は、イオンモール常滑(愛知県)で米・Cartken(カートケン)社の自律走行ロボットによる商品搬送サービスの実証実験を1月11日から開始した。
この搬送サービスは、アプリから注文した飲食店の商品を、離れた場所でも自律走行ロボットが配送して受け取ることができるもの。今回新たに開発した配送管理アプリケーション(タブレット型)で、自分の居場所や混雑状況に関係なく注文や配送が可能。
自律走行ロボットは、画像処理技術を活用して段差の乗り越えができる高い走破性能に加え、遠隔での走行見守り機能を備えており、安全・安心な運行を実現できる。これにより、走行時間や場所を把握することができ、専門店従業員の負担を最小限に抑えることが可能。今後、配送オペレーションのさらなる最適化を進めることで、新たなカスタマーエクスペリエンス(CX)の創造を具現化し、リアルモールの魅力向上を進める。