日新電機は、海外生産拠点と連携し、海外拠点で生産した加工部材を国内の加工拠点に輸送し、高精度な仕上げ加工を付加し提供する外販金属加工ビジネスを開始し、1月に初出荷した。2021年5月から「装置部品ソリューション事業」として独立した一つの事業セグメントとし、産業用装置・部品受託生産事業を行なっており、その一環となる。
今回出荷した部材は、ミクロン単位の精度が要求される産業機械向け製品の主要部材となるベースフレーム。日新電機ベトナムで部材を製缶加工・溶接し、本社工場に輸送後、新たに導入した高精度切削加工機により精密加工を実施して納品した。
今後、受注拡大と無人化と自動化によって加工時間単価を引き下げ、コスト競争力を高め、22年度売上高8億円を目指す。