三菱電機は、1月31日に竣工した名古屋市のアーバンネット名古屋ネクスタビルに、サービスロボットと連携するエレベータと入退室管理システムを納入し、ロボットのビル内自律移動を支援する「ロボット移動支援サービス」を提供する。
スマートシティ・ビルIoTプラットフォーム「Ville-feuille(ヴィルフィーユ)」を活用した「ロボット移動支援サービス」を提供し、サービスロボットのビル内自律移動を実現。ロボットからのリクエストに応じてエレベータの呼び出しや行き先階を登録し、逆にロボットに対して配車号機や扉の開閉情報、エレベータの乗降タイミングを指示することで、警備ロボットのエレベータ乗車やセキュリティーエリアを跨いだ移動を可能とし、ビル管理業務の省人・省力化に貢献する。
また顔認証システムと行き先予報システムを連携し、タッチレスで快適な移動を実現。ウォークスルーでのエレベータ乗車、オフィスフロアへのタッチレスで快適な移動を可能としたほか、行き先階が同じ利用者を同じエレベータへまとめて案内することでエレベータの停止階を削減し、利用者が多い通勤時間帯などでも待ち時間を減らし、効率的な輸送を実現している。