アドバンテックとマクニカは、業界で初めて量産対応可能な産業用ベアボーンPC「EPC-R7200」の販売と、マクニカによるNVIDIA Jetsonモジュール(Xavier NX、TX2 NX、Nano)とのセット販売、ワンストップでの導入支援サポート提供を開始する=写真。
エッジAIコンピュータの需要増加や利用用途の拡大が急速に進んでいるが、エッジAIコンピュータを開発する企業では、耐環境性や入出力インターフェース(I/O)の種類、画像処理性能への要求など多様化する市場のニーズに迅速に対応するために、複数のラインアップを同時並行で開発する必要があり、量産までの開発期間が長期化する傾向にあった。
これに対しマクニカは、GPUモジュールとI/Oオプションが選択でき、複数ラインアップの試作機の開発を同一プラットフォーム上で並行して進めることができるアドバンテック製の量産対応可能なベアボーンPC「EPC-R7200」の取り扱いを開始し、同時にNVIDIA Jetsonモジュール(Xavier NX、TX2 NX、Nano)とのセット販売をスタートする。
さらにこれらを組み合わせて利用するユーザーに対してマクニカが窓口となってワンストップで技術サポートやSDK導入支援などを行う導入支援サポートを提供し、エッジAIコンピュータの開発期間短縮を実現する。