アツラエは、Apple Watchを活用して工場の従業員の日々のヘルスケアデータを取得するソリューション「Factory Aile」を提供開始した。
同製品は、三菱ガス化学水島工場との実証事業から生まれ、Apple Watchを活用して従業員のヘルスケアデータを取得し、健康状態の継続的なモニタリングを実現する。Apple WatchアプリケーションではApple Watchで自動計測されたヘルスケアデータ(心拍数や血中酸素ウェルネス)から、異常な数値が記録されていないかどうかを独自のロジックで診断し、装着者と管理者に通知。またヘルスケアデータや加速度の異常な数値が記録された場合、装着者にはApple Watchの触覚フィードバックを利用して通知を表示する。さらに、転倒検知機能により、装着者が転倒し一定時間動いていないことが検知された場合、管理者に最新の位置情報と合わせて自動で通知を行う。
管理者機能は管理者用Webサイトのダッシュボードを通じて装着一人ひとりの心拍数や血中酸素ウェルネスのトレンドをグラフで確認することが可能。装着者の異常や転倒検知が記録された場合にも通知が届き、「だれが」「どこで」「なにが」発生したのかを確認することができる。またSlackとの連携により、管理者のPCやモバイルにインストールされているSlackアプリに対して異常数値や転倒検知の通知も可能となっている。
管理者はヘルスケアデータという客観的な根拠をもとに従業員のコンディションを把握・マネジメントできるようになり、従業員が健康で生き生きと業務に取り組める環境づくりが可能になる。