三菱電機は、大日本印刷、サイバー攻撃対策要員を養成するDNPグループサイバーナレッジアカデミーと協働で、産業制御システムのセキュリティー対策に必要な知識・技能を有する人材を育成する教育プログラム「サイバーセキュリティー実践訓練コース産業制御系」(2日間)を開発した。同社のサイバーセキュリティーソリューション「OTGUARD」のコンテンツの一つとして2月24日から提供を開始する。
実践訓練コースでは、標的型攻撃における攻撃者の動きを7つのフェーズ(偵察、武器化、配送、攻撃、インストール、遠隔操作、目的実行)に分割し、各フェーズでの特徴や有効な対策をまとめた「サイバーキルチェーン」に関する講義や、実際のサイバー攻撃を仮想環境上での疑似体験。さらには、産業制御システムに特化したセキュリティー知識の解説と、サイバー攻撃の手法と防御・対策の演習を行う。