埼玉医科大学病院では、チトセロボティクスの厨房のトレイ洗浄ロボットシステム「crewboトレイsystem」を導入し、毎日約1800食分のトレイ洗浄を行い、洗い場のワンオペレーション化に貢献している=写真。
同ロボットシステムは、厨房の洗い場で病院食のトレイや、社員食堂、テーマパーク等で使われる食事のトレイを洗浄するロボット。1枚700グラムあるトレイを毎日4時間かけて洗っている人手でのトレイ洗浄を自動化し、1分間で25枚のトレイを洗浄でき、人間の1.5倍の効率化。周辺環境を自ら認識して動きを制御する知能化ロボットシステムで、1台で作業可能。また設置にはアンカー内がいらず、工事不要で簡単に設置できる。
チトセロボティクスは、ロボット制御アルゴリズム開発を得意とし、ロボットシステムの提供を行なっている。画像処理と精密制御技術を使ったリアルタイムビジュアルフィードバック制御を得意とし、食品製造、物流配送向けの自動化ソリューションとして、「crewbo」シリーズを展開している。「crewbo」シリーズは、ロボット活用のためのサービスプラットフォームで、現場の視察、運用手順の策定、ロボットの搬入設置、現場教育まで、ロボットを使うためのすべてを一気通貫で提供している。