FDKは、高容量円筒形二酸化マンガンリチウム一次電池の生産拠点を1ヵ所に集約し、生産体制を強化する。
鳥取工場(鳥取県岩美郡)と鷲津工場(静岡県湖西市)の2拠点で事業展開してきたが、鷲津工場での生産を3月末で終了し、生産拠点を鳥取工場に集約。鷲津工場の生産設備移設後の鳥取工場での再稼働は、6月を見込む。
今回、移管の対象となるのは、CR2/3 8・L、CR2/3 8LHT、CR8・LHC、CR8LHTの4モデル。電気や水道の電子メーター、住宅用火災警報器などに搭載されているほか、産業用機器のメモリーバックアップ電源として使われている。