京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、千葉市幕張新都心の公道で、無人自動走行ロボットを活用して、店舗で購入した商品を指定マンションまでロボットが配達するサービスの実証実験を行なった。
実験は、イオンスタイル幕張ベイパークの協力のもと、1台の無人自動走行ロボットが、イオンスタイル幕張ベイパークと近隣の2棟のマンションの間を巡回し、マンションの住民は購入した商品を店舗脇の停止場所でロボットに預け、自宅マンション近くの停止場所で荷物を受け取ることができる。ロッカーは大中小のサイズがあり、ロボットに搭載されたタッチパネルを操作し開閉する。
無人自動走行ロボットは、ミニカーに準じた大きさで、最高速度15km/h。無人で自動走行し、走行状況を常時遠隔監視し、自動回避が困難な状況等では近接または遠隔操作に切り替えて走行する。