NECファシリティーズは、半導体メーカー・キオクシアの四日市工場=写真=で建設されている第7製造棟(Y7棟)のクリーンルーム内一部エリアにおける機器連結工事の施工を受注し、3月から12月にかけて工事を実施する。同社によるキオクシアからの受注は今回が初めて。
キオクシアは、スマートフォン、SSD等に搭載されるフラッシュメモリを生産する大手半導体メーカーで、四日市工場は世界最大級のフラッシュメモリ工場となる。
現在、最先端フラッシュメモリの増産に向けて第7製造棟(Y7棟)を建設中となっているが、建設業界の人材不足のなかでの半導体市場動向にあわせたタイムリーな大型設備投資や大規模工事を計画通り進めるための新パートナーとして、半導体工場のクリーンルーム施工や施設運営で多数の実績が豊富なNECファシリティーズが選定された。同社は半導体製造装置の稼働に必要な機器連結工事(配管と排気の設備への接続)を担当する。