アズビルは、経済産業省実施の「健康経営優良法人2022(大規模法人部門(ホワイト500))」の認定を受けた。18年から5年連続で「健康経営優良法人」認定を受けているが、今年度は上位500法人のみが認定される『ホワイト500』に認定された。
azbilグループでは、「人を中心としたオートメーション」との企業理念の下、19 年7月に「azbilグループ健幸宣言」を制定。総労働時間の削減やハラスメント防止といった職場環境改善などの「働き方改革」、一人ひとりの個性を尊重し、その特徴を活かす「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」など、社員が健康で活き活きと仕事に取り組んでいけるようにするための総合的な取り組みを 「健幸経営」と定義し、人を重視した経営を進めている。
SDGs目標においても、30年に向けて 「azbilグループで働くことに満足している社員の比率65%以上」と「一年間を通じて成長を実感する社員の比65%以上とする」ことを掲げている。 健康経営度調査の評価項目に関する具体的な取り組みとしては、「社員の安全と健康の維持・向上」のため、社員の健康管理、労働安全の徹底はもとより、産業保健体制の強化、通常の健康診断に加えて婦人科健診、がん検診(任意)の受診促進、病気やケガをしても安心して働ける職場環境づくりの推進、 生活習慣病対策として就業制限による高血圧や糖尿病などの重症化リスク低減の取り組み、受動喫煙防 止対策、メンタルヘルス対策(ストレスチェック、ラインケア、セルフケア研修)などを実施。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、21年度も在宅勤務や時差出勤を主体とした勤務 を行っており、これに併せてオンラインでのストレッチ動画配信、メンタルセミナー実施など、「新たなワークスタイル」に対応した健康づくりも進めている。