IP2Xの安全保護構造
スワロー電機は、ジャンボびっくり見本市に使いやすさを考慮した各種電源トランスを展示する。
このうち、ねじアップ式フィンガープロテクト端子台を搭載した「SC-ELシリーズ」は、保護機能IP2Xに対応した独自開発の端子台を採用することで、端子カバー無しでも指が端子に接触しない感電保護構造となっている。また、端子ねじは内部のスプリングによって持ち上がった状態で保持するために、ねじの脱落による短絡や紛失を防止する。
さらに、青色LEDで通電状態を表示できる。加えて、結線がひと目で確認できるカラー端子台を採用するとともに、圧着端子は丸型・Y型の両方が使用可能で、配線接続作業は圧着端子を差し込み、ねじを締めるだけで完了するなど、作業工数を大幅に削減。
一方、電源トランス「CLシリーズ」は、出力コンセント(AC100V)、照明(高輝度LED)、電流保護(サーキットプロテクタ)を一体化した新製品で、盤内の部品点数を減らし、作業工数削減に貢献する。特に、盤内作業で電源が必要な時にすぐトランス付帯のコンセントとLED照明を使用できるため便利。また、感電防止用の窓フタ付き保護カバーを備えたねじアップ式カラー端子台の採用で、誤配線や作業事故を防止できる。