キオクシアは、岩手県北上市の北上工場に、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の第2製造棟(K2棟)の建設を開始した。竣工は2023年を予定している。
フラッシュメモリ市場は今クラウドサービス、5G通信、IoT、AI、自動運転、メタバースなどの普及により中長期的な拡大が見込まれており、生産能力を増強して対応する。
新棟は、地震の揺れを吸収する免震構造を採用し、最新の省エネ製造設備の導入や再生可能エネルギーの利用などで環境面も重視。人工知能(AI)を活用した生産システムの導入などを推進し、生産性と品質向上を図る。