安川電機の2022年2月期連結決算は、売上高が前年比22.9%増の4790億8200万円、営業利益は94.5%増の528億6000万円、純利益は101.3%増の387億6800万円の大幅な増収増益となり、売上高は過去最高を更新した。
セグメント別は各事業共に好調で、サーボモータ、コントローラ、インバータ等のモーションコントロール事業が売上高2273億円(29.1%増)、営業利益382億円(55.3%増)。ACサーボが日米韓の半導体・電子部品向け需要が好調で、中国でもリチウムイオン電池や5G関連の需要増で販売が好調。
ロボット事業は売上高1787億円(28.1%増)、営業利益172億円(149.7%増)。自動車産業がEV化で生産設備への投資が入り、一般産業分野でも自動化需要が旺盛で、半導体・電子部品向けの半導体ロボットも好調に推移した。
システムエンジニアリングが売上高523億円(3.0%増)、営業利益21億円となった。
23年2月期業績見通しは、売上高5250億円(9.6%増)、営業利益720億円(36.2%増)、純利益525億(36.9%増)としている。