日本電設工業会(JECA)は、3年ぶりとなる「JECA FAIR2022」を、6月1日から3日までの3日間、東京ビッグサイト東1・2・3ホールで開催する。今回のテーマは「”脱炭素”へのチャレンジ 電設技術が未来(地球)を守る」とし、出展者数は201社・団体、727小間の規模で行われる。
例年は、電線・ケーブル、電路、配線器具・資材、照明器具、受配電盤・キャビネット、電力制御機器、蓄電機器、自家発電・エネルギー機器などが出展されるが、今回は省エネや施工の省力化・効率化に向けた製品、IoTを活用した製品等の出品も増えている。
セミナー・講演は、特別講演として6月1日13時半から慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏を招き、「これからのビジネスを取り巻く経済動向とIT戦略」を予定している。また出展者プレゼンテーションセミナーとして各社の最新技術やノウハウ、新製品等をプレゼンし、22社24講演が行われる予定となっている。
また、61回目となる製品コンクールは50社が参加(4月5日段階)。会期中は会場で参加製品をパネル紹介するほか、JECA FAIR公式サイト上に注目製品として取り上げられる。6月15日には受賞製品が決定し、優秀と認められた技術・製品は国土交通大臣省や経済産業大臣省、環境大臣賞が授与される。
このほか主催者コーナーとして、電設業界の知名度と入職促進を図るための電気設備業界プロモーションコーナーを設けPRビデオを放映するほか、復興支援コーナーでは日本全国で被災した地域の物産品を販売し、復興への協力を行う。
なお同時にオンラインでも展示会を開催し、5月9日から7月29日までJECA FAIR公式サイトで出展製品などさまざまな情報を発信していく。
新型コロナウイルス感染症対策として、来場は原則として事前の来場予約者のみを受け付けている。来場事前登録はhttps://f-vr.jp/jeca/2022_registration/