日本電機工業会(JEMA)では、「サーボの使用状況に関する調査」を隔年で行っている。
この調査は、サーボが使用される主要機械(相手機械)の生産動向とサーボの使用動向を把握することによって、現状におけるサーボの需要構造を明らかにし、今後の製品開発に役立てることを目的としている。主要機械(相手機械)を18品目に分類し、「サーボ等のアクチュエータを使用する機械」を生産しているメーカーにアンケート調査した。
2019年8月に行った調査によると、「サーボモータ・アンプの選定条件(優先する項目)として、1位が機能・性能で約70%。続いて価格約55%、信頼性約50%、実績約45%と続いた。いま注目されて納期は約35%となっている。
一方、「サーボシステムの満足度」では、信頼性と機能・性能がほぼ並んで約33%。続いてコントローラ親和性約20%、ネットワーク接続性約17%、海外規格対応約15%と続いている。
なお、この調査報告書はJEMAで冊子、及びPDFで販売している。