経済産業省と日本機械工業連合会(JMF)は、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省と共催で「第10回ロボット大賞」の募集を開始する。
同賞は、ロボットの先進的な活用や研究開発、人材育成などさまざまな分野で優れた取り組みを実施した企業等を表彰するもの。2006年度に第1回を開催してから今回が10回目となる。
「ものづくり」、「サービス」、「ICT利活用」、「介護・医療・健康」、「インフラ・災害対応・建設」、「農林水産業・食品産業」の計6分野で、「ビジネス・社会実装」、「ロボット応用システム」等の計7部門を表彰対象とする。
一次審査(書類審査)および二次審査(現地調査、プレゼンテーション審査)を経て、秋口に、①各大臣賞、②中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)、③日本機械工業連合会会長賞、④優秀賞、⑤審査員特別賞を決定する。
前回の主な受賞製品・サービスは、経済産業大臣賞にファナックの協働ロボット「CRX」、日本機械工業連合会会長賞にミスミグループ本社の部品調達ECサービス「meviy(メヴィー)」、中小・ベンチャー企業賞にDoogの協働運搬ロボット「サウザー」シリーズなど。