フエニックス・コンタクトは、DINレール取付タイプのアンマネージドスイッチ「OttoE」(オートイー)シリーズを発売する。
同製品は、高さ100ミリメートル×幅45ミリメートル×奥行き75ミリメートルと業界最小クラスのアンマネージドスイッチ。フロントアクセスができるPush-inコネクタを採用し、RJ45ポートも前面に配置することで、上部に配線用の空間がいらずに制御盤内へ取り付けし、配線作業が容易になる。
PLC、I/Oの設定なしに産業用プロトコルEtherNet/IP、PROFINETを優先し、一般LAN機器との共存が可能。ギガビット対応のTGモデルでは、CC-Link IE Field Basic、BACnet、MODBUS/TCPが優先され、それらを使う産業用アプリケーションにも適している。
冗長電源入力と電源に連想した警報接点により、システム組み込み時の信頼性を向上。各ポートのリンク、通信状態は前面上部に配置されたLEDによって視認性が良く、配線の影になることなく確認ができる。
産業界標準の100Mbps、RJ45の8ポートのモデルに加えて、1Gbps、RJ45の8ポートのモデル、100Mbps RJ45を6ポートに2つのSFPのモデル、1Gbps RJ45を6ポートに2つのSFPのモデルなど幅広いアプリケーションに対応可能なバリエーションを用意している。