
三菱電機は、カーボンニュートラルを目指す企業向けに、拠点ごとの脱炭素化目標の達成を支援する「マルチリージョン型デジタル電力最適化技術」を開発した。
同技術は、再エネ電力の発電量予測値、電力需要予測値、蓄電池の容量、環境価値証書の価格等を考慮し、再エネ電力を自拠点内で消費するか、蓄電池に充電して別時間に放電するか、自己託送制度を活用し別拠点に融通するか等の選択肢の組み合わせを最適化。また電力の環境価値を30分単位で算出し、正確で透明性の高い電力運用計画を策定する。対象となる全拠点の総コストの最小化に加え、各拠点が各々のコストの最小化を追求する場合にも利用可能となっている。
今後、電力市場向けパッケージ型ソフトウエア製品「BLEnDer」シリーズとして展開している「再エネ発電・需要の予測」や「電力計画の作成・提出」などの機能と組み合わせ検証を進め、2023年4月にクラウドサービス型ソリューション「マルチリージョンEMS」として提供を開始する予定となっている。