アズビルは、中国遼寧省大連の生産拠点・アズビル機器(大連)に新工場棟を建設し竣工した。
アズビル機器(大連)は、同社として初の海外生産拠点となり、中国を軸としたアジアの生産・出荷の中核拠点として1994年から稼働している。新工場は、3階建で建築面積は約9670平方メートルとなり、工業弁を中心とした、大型加工、組立、塗装、検査、出荷を効率的に配置した新しい生産ラインを設置する計画。
4月中旬から順次工程の立ち上げを行い、自動化設備の導入も進め、2023年1月から全面稼働を開始する予定。これによりアズビル機器(大連)の工場全体の延床面積は2万2000平方メートルに拡張されることとなり、アジアを中心とする需要拡大に対応する。