本多通信工業は、ロボットなどFA機器向けの小型中継コネクタ「NSTシリーズ」を開発し、7月からサンプル提供を開始する。
FA・自動化が進む中、産業用ロボットは小型、軽量化、多軸化など多様化が進み、狭小スペースでの配線が求められ、コネクタにも多様なニーズが出てきている。同製品はそれらに対応するもので、狭小スペースでの配線に適した中継用コネクタとなる。
芯数は6芯と10芯の2タイプがあり、小型サイズでかん合時全長は業界最小サイズの17.8ミリメートル。外径サイズは6芯でφ9.7ミリメートル、10芯でφ11.8ミリメートルとなる。外観は凹凸の少ないスリムな円形状で、誤挿入防止機構と挿入時のロック音、絶縁体部の色別によって配策作業性を向上させている。またロックレバー折損防止構造で意図しない破損を防ぐ堅牢構造となっている。