ロームは、事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーとすることを目指す国際企業イニシアティブ「RE100」に加盟した。
同社は、2021年4月に策定した「環境ビジョン2050」で、「温室効果ガス排出量実質ゼロ」、および「ゼロエミッション」を目指しており、国内外のすべての事業活動で使用する電力を、50年度に100%再生可能エネルギー電源(水力、地熱、太陽光発電、等)由来にする計画を公表。
21年度は国内主要事業所(京都駅前ビル、新横浜駅前ビル)のほか、SiCウエハ製造の主要な生産工程(ドイツ工場、福岡・筑後工場のSiC新棟)を再生可能エネルギー100%にした。さらに、22年度からは国外の主力生産拠点であるタイ工場も再生可能エネルギー100%にする予定。