日東工業は、本社がある愛知県長久手市に、災害時の備えとして独立電源システム「ソーラースタンド」を寄贈、長久手中央2号公園に設置した。
ソーラースタンドは、太陽光発電と蓄電池を組み合わせている。商用電源を使用することなく、昼間は太陽光発電による電気を利用し、夜間は蓄電池に蓄えた電気を供給する電源システム。
今回のシステム導入により、平常時におけるLED照明への活用と、災害時におけるスマートフォンの充電などの非常用電源に役立てる。
システムは、非常時携帯電話充電ボックス、LED照明設備、100ワットの太陽電池2枚、24Ahの蓄電池6個などで構成される。最大出力電力は60ワット。
日東工業と長久手市は、2019年に「災害対策及び災害対応への協力に関する協定」を締結している。巨大地震の発生が危ぐされる中、今後も連携を強化して、地域でのセーフティーネットづくりを目指す。