アズビルは、2022年4月から秦野配送センター(神奈川県)、5月からは湘南工場(同)で、使用電力の100%を再生可能エネルギーでの調達を開始した。
同社は、50年に温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロとする「温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に向け、30年に自らの事業活動に伴うGHG排出量を55%削減(17年比)の目標を策定。産業革命前と比較して気温上昇を1.5度未満に抑える水準と整合した「1.5℃目標」として、Science Based Targetsイニシアチブに認定されている。
湘南工場、秦野配送センターでの電力使用量は、azbilグループ全体の電力使用量(20年度実績)の19%に相当する。すでにazbilグループで導入済みである再生可能エネルギーを合わせると、グループ全体での電力使用量に対する再生可能エネルギーの比率は38%となる。