オプテックス(大津市雄琴)は、通信内蔵の3軸傾斜センサー「OFM-111S」の販売を4月27日から開始した。
新製品は、全国の送電・電波網や、のり面に囲まれる交通網など、重要インフラ設備の安全を遠隔から監視できるようにする目的で開発した。電源を入れるだけで通信開始し、オールインワンパッケージ3軸センサーが、傾き・振動・衝撃の発生を検知する。
無線ユニットとバッテリーを内蔵し、簡易モニタリングを開始できる(可視化用のクラウドシステムが別途必要)。また、多地点監視を実現できるように低コスト化し、監視現場の要求を満たす必要十分な機能を厳選して装備している。
しかも、迅速かつ連続で異常発生を通知するアラート機能で、閾値を超える揺れや衝撃を検知するとアラートを連続で発報し、1分ごとの状況変化をメール等で担当者へ通知する。
通信方式はSigfoxを使用し、想定電池寿命は約5年。