CALEXテクノロジー(横浜市中区)は、小型の本質安全防爆形放射温度計「ExTempMiniシリーズ」の販売を開始した。
新製品は、危険ガス雰囲気「Zone 0」にセンサヘッドを、同「Zone 1」にアンプユニットを設置でき、しかもセンサヘッドは冷却ジャケット無しで最大180℃の高温環境下で使用できる。しかも、温度測定範囲はマイナス20℃~プラス 1000℃が可能。
出力信号は2線式4-20mAで、オプションのUSB設定器やRS-485用MODBUS信号インタフェースを使用して4-20mAのスケーリングの温度範囲設定、放射率設定などができる。
さらに、センサヘッドは316ステンレス製で舶用としても使用でき、ケーブル長は最大25メートル。
防爆認証番号は、ATEX(CML 22 ATEX 2007X)、IECEx(IECEx CML 22.0001X)、日本国内(CML 22JPN2009X)、UKCA(CML 22UKEX2008X)。
主な仕様は次の通り。
▽外形寸法=アンプユニット99×65×35ミリ/センサヘッドφ20×68.5ミリ▽保護等級=IP65▽適合規格=CEマーキング、RoHS