伊藤園と富士通は、AI画像解析により茶葉の摘採時期を簡便に判断する技術を共同開発し、伊藤園が展開する茶産地育成事業の契約産地にて試験運用を開始した。
本技術は、伊藤園の茶栽培に関する知見と富士通の画像解析技術およびAIの機械学習を組み合わせて共同開発した画像認識アルゴリズムにより、スマートフォンで撮影した摘採(収穫)前の茶葉の画像をクラウド上でAI解析し、摘採時期の判断指標となるアミノ酸量や繊維量を推定する。2022年の新茶摘採から試験運用を開始して、正確性や実用性を検証し、2023年の新茶摘採から契約産地で本格展開を目指す。