横河電機は、廃棄物・バイオマス発電の効率改善ソリューションを提供するデンマーク・Dublix Technology ApS(デュブリックス・テクノロジー)を買収した。
デュブリックス社は、ヨーロッパを中心に、北米、アジアなどで事業を展開。廃棄物・バイオマス発電プラント向けに設計、運用、保守、カスタマイズソリューションを提供している。燃焼制御ソフトウエア「FuzEvent」は、24時間365日、廃棄物・バイオマス発電プラントの最適制御を行い、発電効率の改善や排ガスを削減する。ボイラークリーナー「DD-Jet」は、プラント稼働中にボイラー内部の汚れを落とし、燃焼効率改善、発電量増加、腐食低減、ライフサイクル長期化、シャットダウン頻度の低減に有効。
横河電機の制御・監視、設備保全のシステムに、デュブリックス社の燃焼効率改善技術とボイラー健全化の技術が加わることで、廃棄物・バイオマス発電プラントの効率改善と利益率向上のためのソリューションを提供できるようになる。