コンテックは、高性能と省スペースを両立した薄型ファンレス組み込み用PC「ボックスコンピュータBX-T3000」シリーズを発売した。
同製品は、第8世代インテルCoreプロセッサ(Whiskey Lake-U)を搭載しながら、厚み約30ミリメートル、A5用紙ほどの薄型かつ小型サイズ(幅182×奥行き155×高さ30.3ミリメートル)と使用温度範囲マイナス20~60℃を実現。限られた筐体スペースに、1000BASE-T×2ポート、USB3.2Gen2×4ポート、USB2.0×2ポート、DisplayPort1.2、アナログRGB、M.2カードスロット、CFastカードスロット、RS-232C/422A/485など拡張インターフェースを搭載している。
電源障害からのデータ保護とストレージへの書き込みを禁止する機能「電断プロテクト」を搭載しており、シャットダウン処理なしで安全に電源をOFFにすることが可能となっている。
耐振動性(5G)・耐衝撃性(100G)に優れ、耐環境性が求められる産業機器のコントローラや操作端末として幅広く利用可能。
また、TPM2.0やセキュアブートなどセキュリティ機能に加え、自己診断やUSBブートプロテクトなどの機能を搭載。無線LANの有無やCPU、メモリの違いなど15モデルをラインアップしている。