日本工作機械工業会は、2022年5月の工作機械の受注状況(確報)を公表し、受注総額は1533億3400万円(前年同月比23.7%増)となり、3カ月連続で1500億円を超えた。5月としての1500億円超えは初めてで、単月の受注額でも過去11番目の好結果となった。
内需は494億8100万円(48.9%増)。ゴールデンウィークによる営業日減の影響で前月比では下回ったが、半導体関連を中心に好調を持続している。
外需は1038億5300万円(14.5%増)。3カ月連続で1000億円を超え、単月としても過去4番目の実績となった。地域別では、アジアは中国や韓国が好調で3カ月連続で450億円を超え、ヨーロッパも2カ月連続で200億円を上回った。北米は自動車関連の大型受注があり、3カ月連続で300億円を超え、過去最高額も更新した。