菱電商事は、アース環境サービスの協力で、食品工場や店舗等に侵入したネズミなど有害生物の動きをAIでリアルタイムに検知・監視して制御する、ペストコントロールに関するクラウド型AIサービス「Pescle(ペスクル)」を提供開始した。
食の安心・安全に対する要求は年々高まり、国内では2021年6月のHACCP施行で食品関連事業者へ衛生管理が義務付けされ、ペストコントロールのニーズが高まっているが、専門性が高く、技術者の確保や監視業務の効率化が課題となっている。
それに対し同サービスは、遠隔監視システムで有害生物の発生をリモートで監視でき、発生を検出したらリアルタイムに通知して迅速な初期対応を可能にするほか、独自AIで必要な情報だけ提供することで現場でのデータ確認を効率化できる。
また検出情報は表やグラフで可視化でき、効率的なペストコントロールが可能になる。
https://www.ryoden.co.jp/img/uploads/2022/06/220613_pescle.pdf